速報・情報

文科省や日教組などの速報や資料、ニュースなどの情報。

2010年3月19日金曜日

水俣病被害者の救済を求める署名用の資料


日教組「子ども救援カンパ」報告

みみみみみみみみみみみみみみみみみみ日本教職員組合中央執行委員長   中村 讓
日頃のとりくみ大変ご苦労様です。
日教組は、第98回臨時大会で報告しましたように、09年3月1日をもって「子ども救援カンパ」のとりくみを終結しました。全国から集められたカンパは総額176,245,418円となりました。この間日教組は、「子どもの貧困」の状況を広く訴えてきました。政権交代が実現し、政府は「子ども手当の支給」「教育予算をOECD水準に引き上げること」「公立高校授業料の無償化」等、子どもの貧困の解消にむけ動き出しました。「子ども救援カンパ」を通じて投げかけた「自助から連帯・共助に、それを公助につなげる」という呼びかけが、世論を形成する力となったことを評価したいと考えます。
各単組のさまざまなとりくみに敬意を表しご協力に対し深く感謝して、添付の「子ども救援カンパ最終報告」にて最終報告とします。組合員への報告、カンパにご協力ただいた方々への連絡等にご利用ください。




「子ども救援カンパ」について

 教組いしかわ 定期号 (2009.9.15) より


























一連の日教組バッシングの一つとして、子ども救援カンパがとりあげられています。


【 批判の論理 】
1.あしなが育英会への寄付として集めたのに、半分以上を連合に寄付している。
2.連合は、日教組からの寄付の一部を、日教組へ寄付している。
3.寄付されたお金は、使途不明の自由なお金で、政治活動に使っている。


【 事実 】
1.連合のトブ太カンパに賛同し、日教組としてのプラスαがあしなが育英会への寄付。
2.各県教組や支部・分会などから、
ああ地域で就労支援活動などをしている団体で、教組として支援したい団体を募り、
ああ日教組を通して、連合に報告。
ああ連合の審査を経て、申請した県・支部・分会から、承認された団体へ寄付を渡す。
ああ※ 上の報告の右下の囲みの部分です。

本日現在で、最新の情宣
連合のトブ太カンパは、自公政府の「定額給付金」に対して、
「顕在化してきた貧困問題の解決(就労支援)に使うべきだろう」という主張からはじまりました。
石川県教組は、1人 2,000円を目途にカンパを募り、街頭募金もしました…。
当時の自公政権が、貧困問題や就労支援に対して、
もっと積極的な政策をとっていれば、行っていなかった活動だと思います…。

2010年3月6日土曜日

教員が行わない仕事

※ イギリスの教員組合と当局の間に結ばれた労働協約の一部です。
  [単なる紹介です]

3.2 学級編制・教職員定数、文科省ヒアリング報告


文科省は、2011年度以降の学級編制及び教職員定数の在り方について、本格的な検討を開始することを表明し、その検討に資するため教育関係団体からのヒアリングを行っており、3月2日、日教組がヒアリングに参加しました。

☆学級編制及び教職員定数の在り方にかかわるヒアリング
○日教組出席者:岡本書記長、野川生活局長、木下高校大学局長
○文科省出席者:鈴木副大臣、高井大臣政務官、清水文科審議官、山中官房長、金森初等中等教育局長、辰野政策評価審議官、前川大臣官房審議官、徳久大臣官房審議官、高橋財務課長 


冒頭、鈴木副大臣から「定数や学級編制の在り方について、現場の実態や意見をお聞きし、良い制度としたい」とのあいさつがあった。
日教組の意見陳述は、冒頭、提出している「教職員定数改善、学級編制基準に関する意見」の要点を岡本書記長が説明した。なお、ペーパーの最後に付けてある資料「イングランドとウェールズにおける教員が行わない仕事」については、「日本と様々状況が異なることから、必ずしも同様にすべきということではないが、ひとつの参考にしてほしいということで掲載している」旨を文科省に伝えた。
質問は2点であった。
ひとつは30人学級にする効果、二つ目は定数設定について自治体の裁量と国との関係であった。 

30人学級にする効果として、きめ細かな指導ができること、発言・発表など子どもの活動が増えるようになる、生活習慣確立の対応がしやすくなる、不登校などへの対応やそうしたことが起きない未然の対応ができること、等々をあげ、教員1人が受け持つ児童生徒数を減少させることが、教育的に良いことにつながることを強調した。
 また、自治体の裁量と国との関係については、現在、自治体財政の影響から定数くずしによる非常勤教職員の増大や国庫負担金の返納などが起きている。定数の基になる義務制で言えば、義務教育費国庫負担制度を2分の1に復元するなど充実させる必要がある。そうした上で、裁量を与えないと条件悪化にしかならない、等と述べた。